現在僕はお師匠様が二人います。一方の方はトレードソフト開発に情熱を燃やされ、もう一方の方は日夜トレードに明け暮れておられます。今回は後者のお師匠様の話で。

　お師匠様はお仕事としてトレードをされています。毎日相場の研究に何時間も費やされています。僕が師事する際に、「(勉強に時間を掛けるため)もう遊べなくなるよ？」と念を押されました。お師匠様は何度も夜が明けるまで相場の研究を繰り返され、今の技術レベルに達したと仰っています。

　さて僕は今まで、多分今も、あまりきっちりした「仕事」のイメージをトレードに対して持っていません。データはパソコンの中に放りっぱなしで、気が向いた時にお遊び程度にチャートを眺めるだけで、毎日決まった作業を繰り返し、日々において良いトレードの為の試行錯誤などはしてきませんでした。

　この意識の違いが、プロとアマの差を作っているのではないかと推測しています。技術的な事以外に、そういったメンタルな面も、お師匠様を参考に鍛えていこうと思っています。